新田もちでお赤飯・おこわに炊飯器で挑戦レシピ

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お祝い飯のシンボルといえば「お赤飯」。モチモチ滋味たっぷりで美味しいですよね。
祝時がなくとも、たまに無性に食べたくなることはありませんか? 実はこのお赤飯、
栄養的にも吉。アンチエイジングに効果的なポリフェノールがたっぷり含まれていま
すから、もっと積極的に食べたいところ。しかし、外食では中々ありつけませんから、
好きな時に自炊できたら喜びもひとしおでしょう。

お赤飯のめでたい秘密は「赤色」にありました。古来より「赤」は、邪気を払い、
厄を除けるパワーがあるとされていたため、魔除けの意味から慶事や弔事で食べられ
るようになったようです。
ですから、祝時はもちろんのこと、運気を変えたい時、恋人の浮気防止などにも功を
奏すのかもしれません。また、毎月1日にお赤飯を食べて、新しい月の無事を祈る
「おついたち」という慣習もあります。

お赤飯で使う「豆」と言えば、基本は「ささげ」。最近では、手頃な値段で手に入り
やすい「あずき」を使う人も増えています。栄養や味の点で大差はありませんから、
美容飯として考えるなら「あずき」で十分。一方、人を祝うハレの日には、「ささげ」
を使いましょう。「あずき」は皮が薄いため、炊いている時に割けて崩れてしまう
リスクが。割けた豆は「切腹」を連想させるため、縁起が良くないとも。うまく使い
分けるのもいいかもしれません。ちなみにわたしは「ささげ」を毎回使います。

もち米 3合 450グラム(今回は家族4~5人分で書いています)
・ささげ 1/2カップ(もう少し少なくても大丈夫です。)
・水 5カップ  (硬いほうが好き、柔らかいほうが好きという方は水を調整)
・砂糖 大さじ3/4
・塩 小さじ1/2
 ※この時期は、栗を入れてもいいですね。最後にごま塩 

(1)もち米を研いで、ザルにあげておく。

(2)ささげをさっと洗って鍋に入れ、水5カップを加えて火にかける。沸騰してきたら、
火加減を中弱に保ち、20分~40分煮る。時々お箸で豆をかき混ぜ、煮汁を空気に触れ
させる。こうすることで、豆の赤色が鮮やかに発色するため、綺麗な仕上がりに。
一粒取り出してみて、手で潰れるくらい。崩れるまで煮るのはNG。

(4)火を止めてザルに豆を取り出し、煮汁をボールでとりおく。

(5)研いでおいたもち米を炊飯器の釜に入れ、「おこわ3合」のラインまで熱い煮汁を
注ぐ。おこわのラインがない場合、白米3合のラインより3~4ミリ下に合わせる(5合
炊きの場合)。湯量が足りない場合はお湯を足す。お湯で炊くことで、ベタつきを
防ぐことができる。砂糖と塩を加え、軽く混ぜ、豆を上に乗せてフタをし、通常の
「白米コース」で炊く。

(6)炊き上がったら、軽くかき混ぜて数分蒸らせば完成。器に盛り、ごま塩を振って
 出来上がり。

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