茨城の銘柄品種ミルキークイーンのご紹介
名前の由来は、普通のお米よりも、玄米の見た目が透明で、
お米の色が乳白色に見えるところから来ています。やや乳白色
のミルキークイーンお米の特徴としては、低アミロースというお米の先駆けで
アミロース含有量が低く、粘りが強く、モチモチとした触感で、冷めても硬く
なり難いのが一番の特徴です。
アミロース含有量が低いほど米質は柔らかく粘りが多くなり、冷めても硬く
なりにくいお米になります。
例えば、もち米は、アミロースを含んでいないためにモチモチしていますし、
パサパサのお米(うるち米)は高アミロースのお米となります。
チャーハンなどやカレーはパラパラしたほうが適したりしますよね。
将来は、お米と献立の相性によって銘柄を変えたりするお米の使い方が
されるかもしれません。
ミルキークイーンの様な低アミロース米は、うるち米の中でも、より「もち米」
に近い品種と言えます。
そのままでも美味しい品種ですが、以上の事から一般のお米に、より良い触感や
弾力が欲しい場合に、ミルキークイーンを混ぜることは大変有効です。
また、いただいて残ってしまっている古米などに3割くらいブレンドして使うの
もいいかもしれません。
味が強く、粘りの強いお米ですので、チャーハンやカレーには向かない一方で、
和食、お弁当、おにぎり等に大変相性の良いお米ですので、一度そのもちもち感
を体験してみるのも良いかも知れません。
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