もち米の餅とうるち米の餅

皆さんが普段食べている、お米白米はうるち米です。
品種銘柄でいうと「コシヒカリ」「あきたこまち」「ゆめぴりか」「つや姫」などなど
のお米のことですね。
では、その他のもち米ってどんな米なんでしょうか??
もち米も普通に2k、5k、10kなどで売られているものも白米です。
もちろんもち米にも品種があって「マンゲツモチ」「ヒメノモチ」「こがねもち」「はくちょうもち」
などといった品種があります。うるち米よりももち米は作付面積が少ないので
産地によっては聞きなれないようなもち米も地域ごとに存在します。
では、お餅にするのはもちろんもち米ですが
うるち米の餅もあるのをご存知ですか???
うるち米はそのまま臼でぺったんぺったんと餅つきを固まって
餅になることはありません。飛び散ってまとまらないのです。
これは、もち米は約100%のアミロペクチンで構成されていて、
うるち米は約20%のアミロースと約80%のアミロペクチンで構成されているからです。
アミロペクチンは柔らかく餅つきするとお米の粒がつぶれてお餅になるデンプンです。
逆にアミロースは固まりにくい粘り気が少ないデンプンです。
このアミロースがあると餅にならないのですが、お米を粉にしたり
蒸かしたお米の表面のアミロースを壊してあげるとこでうるち米を
餅にすることが出来ます。これが「しんこ餅」「だんこ」などのうるち米のもちです。
きりたんぽもうるち米の餅状にしたものですね。

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